海の生物メモ >魚類50音 >キンセンイシモチ



 

和名:キンセンイシモチ
学名:Apogon properuptus
テンジクダイ科
撮影年月日:2016/5/28
撮影場所:小カロウ根
水深:-15m
水温:19℃
状況:小カロウ根の西のサンゴイソギンチャクの群生の中の岩の割れ目。
ひと言:
キンセンイシモチは体の一番下の銀白色の縦線が点々(ドット型)と連続する(ライン型)があって別種ではと言われていたものが2013年にライン型にはキンセンイシモチという以前からの名前をつけ、ドット型にはスジオテンジクダイという新しい名前の別の魚に分かれました。
この他、体色中央を走る金橙色が尾鰭まで達するのがスジオテンジクダイ、尾柄部で止まるのがキンセンイシモチという違いがあるほかキンセンイシモチは南方系で伊豆あたりでは数はある程度見られ、年によっては越冬することもあるようです。
坂田では圧倒的にスジオテンジクダイが多く、キンセンイシモチは探していたのですが2015年に何となく違うかなというのが出た場所で年が明けて1匹だけ残った一回り小さくて細身なのがキンセンイシモチでした。
たまたま生き残ったキンセンイシモチです、長生きしてほしいなあ。